出現!TOEIC270点の男

先輩、この前のTOEIC何点でした?

270点

そんなことあるんだ・・・

全然、時間が足りなかったよ

私もです。
難しかったですよね。。。
会社の指令により、無理やりTOEICを受けさせられたことがあります。
そして、まったく英語などやる気がない先輩も例外なく、TOEICを受験しました。
その結果が、上記の会話です。
270点です。
私はかなりの衝撃を受けました。
なぜなら、TOEICで200点台の人に初めて会いましたし、
そもそも「TOEICは適当に分からない問題を全問塗りつぶせば、300点は超えるだろう」と考えていたからです。
実際に周りの受験した人に確認すると、「1問も分からなかった」という人でも300点台前半のスコアでした。
そこへ270点の先輩が登場したのです。
実際に「こんなことがあるんだぁ」というのが感想です。
ここで私は頭を切り替えました。
この先輩に話を聞けば、TOEICが200点台の人の特徴が見えてくると考えました。
そのため、実際に先輩に話を聞いて、TOEICが200点台の理由を探りました。
その結果、理由が2つあることが分かりました。
あなたがTOEIC200点台の理由(その1)

理由の1つ目は非常に単純でした。
先輩は、マークシートを全問塗りつぶしていなかったのです。
この先輩は中学英語もロクに分からない人です。
その人が真面目にTOEICの問題を解いていくと、リーディングの最初の問題、
つまりパート5の1問目で手が止まるわけです。
そして、問題と設問の単語を1つ1つ訳していき、「うーん、どれかなぁ」と悩んでいるのです。
10分ぐらい悩んだ後、その問題を捨てます。
そして、次の問題に進みます。
こんなことを続けているうちに時間切れになります。
結局、リーディングセクションの最初の20問ぐらいを塗りつぶしただけで、
後は空欄もままのマークシートなのです。
これでは、TOEIC200点台なのは当たり前ですね。
あなたがTOEIC200点台の理由(その2)

実は、「中学英語が分からない」という人にも、レベルがいろいろあります。
大抵は、「中学英語が全然わからない」と言っても、
「make」が「作る」という意味であることぐらいは知っています。
つまり、「全然わからない」という表現はウソなのです。
会話の中で大げさに言っているだけで、本当は中学英語を少しは知っているのです。
私の感覚では、「中学英語が分からない」という人のレベルは、
概ね中2レベルです。
中1レベルは分かっています。
一方、この先輩は、本当に「全然中学英語が分からない」に近い状態だったのです。
本当にTOEICで1問も分からなければ、仮にマークシートを全部塗りつぶしても、
200点台の可能性はあるのです。
TOEIC200点台の人がやるべき2つの対策

TOEICが200点台の先輩の特徴を見た結果、TOEIC200点台から300点台にする方法は簡単だと思いました。
以下の2つです。
- マークシートは全問塗りつぶすこと。
- ほんの少しだけ解ける問題を作ること。
マークシートを全部塗ることは簡単ですね。
いわゆる塗り絵をちゃんとやってください。
(TOEICでは、問題を読まずにひたすらマークシートを塗りつぶすことを塗り絵と言います)
問題なのは、2つ目の「ほんの少しだけ解ける問題を作ること」です。
そのためには、以下の2つの勉強をします。
- 正攻法で中学英語を勉強する。
- TOEICの裏技を身に着ける。
中学英語を勉強するための本はたくさん出版されています。
時間に余裕がある人は、NHKの基礎英語2あたりをやっても良いかもしれません。
また、TOEICにはTOEIC用の技術があるのも確かです。
これを私は裏技と呼んでいます。
特にこの技術はパート2でよく使えます。
TOEICのスコアが400点以下の人の得点源は、パート1とパート2です。
このパートで得点するためにも裏技を身につけましょう。
この2つをマスターすれば、300点到達は簡単でしょう。
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