TOEIC当日の準備をしよう

先輩、明日はTOEIC試験ですね
準備はできましたか?

おう
TOEICのホームページを見て、
ちゃんと準備したよ

どんな準備ですか?

そんなの決まってるだろう
持ち物チェックだよ
次のものを持っていけば完璧だ
- えんぴつ
- 消しゴム
- 受験票
- 写真付き本人確認書類
- 腕時計

ほう
なかなかちゃんとしてますね
他には?

これで全部だよ
ホームページに書いてあるんだから

先輩、それじゃ試験当日は、
良いパフォーマンスは出せないかもしれないですね

なんでだよ
そこそこ勉強したし、忘れ物もない
完璧だろ

それだけじゃダメなんですよね
解説しましょう
TOEIC試験は長い
実は、TOEIC試験の当日の対策もかなり重要です。
なぜなら、試験は長時間で、とにかく疲れます。
試験時間は、リスニング45分、リーディング75分の120分です。
2時間集中し続けるのは、至難の業です。
実力があっても、その日の集中力が落ちていると、
思いもよらぬスコアになってしまう場合があります。
私も非常に集中力を欠いた日がありました。
その日は、全然リスニングに集中できず、よく聞き取れない問題が多かったです。
リーディングに関しても、最後までやりきる体力も残っていませんでした。
そして、いつもより多くの問題が塗り絵大会になりました。
このTOEICという長い試験をどのように乗り切っていけば良いか、
私の経験から、試験当日の準備・対策を述べたいと思います。
目的は集中力を持続させること
TOEICでは2時間集中力を持続させなければいけません。
さて、集中力を妨げるものはなんでしょうか?
私が考える限りでは、以下が集中力を欠く原因と思っています。
- 睡眠不足
- 試験中にトイレに行きたくなる
- 脳ミソが疲れてしまう
- 寒い、もしくは暑い
- 周りの雑音が気になる
“周りの雑音が気になる”というのは運に任せるしかありません。
隣の人が異常に貧乏ゆすりをする人だったり、香水がきつかったりってケースがあります。
これは、本当に不運です。
そして、このような事態を避けるためにできることは何もありません。
あえて言うならば、どんな状況でも集中力を欠かさない強い自分を作るのが解決策です。
しかし、これは時間のかかるものなので、この対策は諦めましょう。
その他の対策は、前日から当日にかけての自分の対応で改善することができます。
つまり、本当のTOEIC当日の準備とは、集中力を長時間持続させるための対策をすることです。
集中力を持続させるための7つの準備
TOEIC当日の集中力を高めるための準備は、7つあります。
順に紹介しましょう。
⚡準備1:前日は早く寝よう!

睡眠不足では、集中できません。
7時間は寝ましょう。
なんだかんだで、遅く寝てしまう可能性は高いと思うので、
午後の試験に申し込むことがお勧めです。
そうすれば、前日遅く寝てしまっても、 10時ぐらいまで寝ていられるでしょう。
睡眠を十分にとりましょう。
⚡準備2:前日に酒を飲むのをやめよう!

前日に酒を飲むと、試験に思いのほか集中できません。
酒が抜けたと思っていても、実際は抜けていません。
酒が抜けるのにはかなりの時間を要します。
前日は避けるのが無難です。
私がリスニングに集中できずに失敗した日も、これが原因でした。
⚡準備3:試験開始150分(2時間半)前からは水分を取るのをやめよう!

TOEIC試験は午前が10:20~12:20、午後が15:00~17:00の2時間です。
そして、試験開始の25分前には席についていなければいけません。
つまり、2時間25分トイレに行けません。
直前に水分を取ると、確実に試験中にトイレに行きたくなります。
色々試行錯誤した結果、私の経験では試験の150分(2時間半)前になったら、
それ以降に水分を取らないようにすると、試験中にトイレに行きたくなることはありませんでした。
つまり、午前の部なら7時50分以降、午後後の部なら12時30分以降は水を飲まないようにします。
これは個人差があると思いますが、一応私の経験を参考にしてください。
⚡準備4:上着を一枚持っていこう!

どういうわけか、試験会場は寒いことが多いです。
夏も冬もです。
特に夏は、エアコンが効きすぎて激寒と言っていいでしょう。
会場に着いた直後は、歩いてきたので暑いような気がしますが、
30分ほどして落ち着いてくると寒くなってきます。
適温で試験を受けられるように、上着を持って行きましょう。
⚡準備5:試験の30分前にトイレに行こう!

これは、「準備3:試験開始150分前(2時間半)からは水分を取るのをやめよう!」と
同じ目的です。
トイレ対策ですね。
なるべく試験の始まるギリギリにトイレに行きましょう。
試験の説明・音テストの時点では着席している必要があります。
そのため、試験の説明・音テストの5分前ぐらいに行くのが良いでしょう。
午前の部では、試験の説明・音テストが9:55から始まりますので、
9:50にトイレに行きましょう。
午後の部では、試験の説明・音テストが14:35から始まりますので、
14:30にトイレに行きましょう。
これで、劇的に試験中にトイレに行きたくなる可能性が低くなります。
⚡準備6:試験開始35分前に500円以上のユンケルを飲もう!
試験は2時間で非常に疲れます。
ユンケルを飲んでおくと、通常より集中力が持続します。
これは水分ですが、これだけはOKとします。
ケチって安いユンケルを飲むのはお勧めできません。
使った実感としては、なんだかんだで高い方が効果があるように感じます。
500円以上のユンケルを飲みましょう。
私はユンケルローヤルD2を飲んでいます。
⚡準備7:昼食は抜こう!
試験直前にトイレに行き、さらに水分をとらないようにして、
試験中にトイレに行きたくなることを防いでいても、
昼食をとって大便の方でトイレに行きたくなっては元も子もありません。
脳ミソが必要としている栄養素は糖分です。
板チョコを半分ぐらい、試験の40分前に食べましょう。
そして、がっつりと食事をとるのはやめてください。
ちなみに、私は明治ミルクチョコレートを食べています。
まとめ
これまで述べてきた7つの準備をやっていけば、
かなりベストに近い体調で試験に挑めると思います。
最後に整理しましょう。
- 前日は7時間以上寝る
- 前日は酒を飲まない
- 2時間半前からは水分を取るのをやめる
- 上着を1枚持っていく
- 30分前にトイレに行く
- 35分前にユンケルの飲む
- 40分前に板チョコを食べる(昼食はなし)
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