【Scratch】アクティビテイーカードで学べること

Scratch

どんなアクティビティーカードがあるのか

スクラッチの勉強には、アクティビティーカードを使うのが良いと以下の記事で記載しました。

では、実際にどんなアクティビティカードがあるのが紹介します。

スクラッチジュニアの公式サイトへ行くとアイデアというメニューがあるので、
それをクリックしましょう。

下にスクロールすると、アクティビティーガイドのセクションがあります。
ここに記載されているのがアクティビティーです。

それでは、どんなアクティビティーがあるか確認しましょう。

Noアクティビテイーテーマ
1名前を動かそうあなたの名前やお気に入りの言葉の文字を動かそう
2世界を想像しようなんでもできちゃう世界を想像しよう
3追跡ゲームキャラクターを追跡して、ポイントを上げるゲームを作ろう
4音楽を作ろう楽器を選んで音を加え、キーを押して音楽を演奏しよう
5キャラクターを動かそうアニメーションにしてキャラクターを生いき生いきとさせよう
6物語を作ろう登場人物を選え らんで、おしゃべりさせて、
物語を生いき生いきとさせよう
7ピンポンゲームボールがバウンドするゲームを作って勝利のポイントを獲得しよう
8さあ踊ろうミュージックとダンスの振り付けを組み合わせた
ダンスシーンのアニメーションをデザインしよう
9ジャンピングカードゲームキャラクターに動く障害物を飛び越えさせよう
10バーチャルペット食べて、飲んで、遊べるインタラクティブなペットを作ろう
11キャッチゲーム空から落ちてくる物をキャッチするゲームを作ろう
12ビデオモーションセンサービデオモーションセンサーを使って
インタラクティブなプロジェクトを作ろう
13キャラクターを飛ばそうChoose any character and make it fly!
(キャラクターを選んで飛ばそう!)

これらを順番にやっていけば、自然にスクラッチはマスターできるでしょう。

各アクティビティーで学ぶ内容

各アクティビティーで学ぶ内容は以下の通りです。

1.名前を動かそう

名前を動かそうのアクティビティーは、スプライトとして文字を選びます
そして、この文字にプログラミングをしていきます。
つまり、学ぶ内容はスプライトを動かす方法です。

スプライトとはスクラッチで使用するオブジェクトです。
オブジェクトというのが難しければ、キャラクターだと思ってください。

具体的には以下のことができるようになります。

学べること
  • スプライトの色を変える方法
  • スプライトを回転させる方法
  • スプライトの音を鳴らす方法
  • スプライトを動かす方法
  • スプライトのサイズを変える方法
  • キーを押してスプライトを動かす方法
  • スプライトをあちこちに動かす方法

スプライトの音を鳴らす方法は、スプライトをクリックしたときに音を出すようにします。
キーを押してスプライトを動かす方法は、スペースキーを押した時に、
回転させたり、色を変えたりします。

スプライトをあちこちに動かす方法では、1秒毎にスプライトが場所を移動します。

2.世界を想像しよう

これはタイトルから何をやるのか想像しにくいですね。
実際いろんなことをやります。

次のことです。

新しく学べること
  • スプライトに話させる
  • スプライトを1秒毎にランダムに移動する
  • 矢印キーでキャラクターを動かす
  • スプライトのコスチュームを変える
  • スプライトの大きさを変える
  • プログラムで背景(場面)を変える
  • 録音した音を出す

スプライトを1秒毎にランダムに移動するに関しては、少し分かりにくいと思いますが、
スプライトが1秒毎に瞬間移動するイメージです。

3.追跡ゲーム

ここで初のゲーム作りです。
この辺りから楽しくなってくるところです。

ここでは新しく学ぶことは少ないです。
今まで覚えた内容を応用して、ゲームを作ります。

ゲームの内容としては、以下です。

ゲームの内容
  • 星(スプライト)があっちこっちに動き回る
  • ロボット(スプライト)を動かして星を捕まえる
  • ロボットが星に触れたらポイントが入る
  • 10点取ったらレベルアップして背景が変わる

ここで新しく学ぶことを少しですね。

新しく学べること
  • 条件分岐をする
  • 変数を使う
  • 変数に数字を加える

変数と条件を使うとプログラムらしくなりますね。

4.音楽を作ろう

音楽を作ろうでは、楽器のスプライトを配置して音を鳴らしたり、動かしたりします。
ここではあまり新しいことを学びません。

今まで覚えたことを中心に、音を使うことに慣れます。

新しく学べること
  • 音を鳴らす方法
  • メロディーを作る方法

5.キャラクターを動かそう

ここではスプライトを色々動かします。
ここでもあまり新しいことは学びませんが、様々な方法でスプライトを動かすことになります。

斜めに動かしたりするのにはコツが必要なので、少し複雑な動きができるようにします。

新しく学べること
  • スプライトを斜めに滑るように動かす
  • キャラクターを歩いたり走ったりさせる。
  • キャラクターの口を動かして、喋らせる。

6.物語を作ろう

プログラミング初心者は、物語を作るのが最適です。

物語は、あまり面白くはないのですが、
流れがあるので順序や条件をマスターするのは最適です

ここでは、スプライトに話しをさせたり、場面を変えたりします。

新しく学べること

1つの作品を作り、複数のスプライトに書かれたスクリプトを連携させる
※技術的に新しいものはなし!

7.ピンポンゲーム

昔のゲームであったピンポンゲームを作ります。

このあたりになってくると、技術的に新しいものは少なくなってきます。
その技術をどう使うかを学びます。

ゲームの内容は以下です

ゲームの内容
  • ボールがまっすぐ動く
  • どこかに当たったら跳ね返る
  • マウスを動かすとパドルもマウスの位置に動くようにする
    ※パドルとはボールを跳ね返すスプライトです
  • ボールを跳ね返せず下にボールが当たったらゲームオーバー
  • ボールを跳ね返すと1点入る
  • 5点取ったらクリア

技術的には新しいものは少ないので、どんどんゲームを作って
ゲーム作りのパターンを覚えましょう。

新しく学べること
  • マウスとスプライトを連動させる
  • スプライトがぶつかったら跳ね返るようにする
  • ゲーム作成の経験値を積む

8.さあ踊ろう

スプライトを躍らせるプログラムを作ります。
ここではコスチュームの切り替えを行って、コスチュームの扱いに慣れます。

コスチュームを使うと、踊ったような動きができるということを学ぶところですね。

あとはプログラム開始時点にダンサーを開始位置の配置します。
これはいわゆるプログラミングの世界でいうところの初期化です。

初期化についても学べますね。

あとは、一人のダンサーが踊り終わったら別のダンサーを躍らせたり、
ダンサーの明るさを変えたりします。

新しく学べること
  • 多彩なコスチュームの使い方を知る
  • 初期化を行う
  • メッセージを送って複数のスプライトを連携させる
  • スプライトの明るさを変える
  • 拡張機能を使う

9.ジャンピングカードゲーム

キャラクターをジャンプさせて、障害物を避けていくゲームを作ります。
良くあるゲームですね。

ゲームの内容
  • 障害物が左にスクロールする
  • キャラクターはジャンプして障害物をかわす
  • 障害物に当たったらゲームオーバー
  • 障害物をジャンプすると1点入る

障害物が動いて、背景がスクロースしてるように見えます。
また、障害物を複数用意するために、スプライトをコピーします。

新しく学べること
  • キャラクターをジャンプさせる
  • スプライトをスクロールさせるように動かす
  • スプライトをコピーする

10.バーチャルペット

可愛いキャラクターをスプライトとしてを使い、ペットとします。
ペットらしく可愛い動きをするようにします。

具体的には、ごはんを食べたり、水を飲んだり、ボールで遊んだりさせます。

技術的にはあまり新しいことを学びません。
メッセージをたくさん送って、多くのスプライトを連動させることを学びます。

新しく学べること
  • メッセージの使い方に慣れる
  • 複数のスプライトの連動のさせ方に慣れる

11.キャッチゲーム

上から物が落ちてきて、下に落ちないようにキャッチするゲームを作ります。

ゲームの内容
  • 上から物が落ちてくる
  • 落ちてくるスプライトは2つにする
  • 下に入れ物を用意して、矢印キーで動くようにする
  • 矢印キーを動かして、落ちてくるものをキャッチするようにする
  • 1つ目のスプライトをキャッチすると1点入り、2つ目のスプライトをキャッチする2点入る
  • 10点入るとクリア

ここでも新しい技術を学ぶというよりは、今まで学んだ技術の応用です。
典型的なゲームなので、基本的なゲームの作り方が学べます。

キャラクターの動かし方、スコアのつける方法などですね。

新しく学べること

基本的なゲームの構成が理解できる

12.ビデオモーションセンサー

ビデオモーションセンターの使い方を学びます。

ビデオモーションセンターはカメラを使ったプログラムを作成します。

例えば、カメラに写っている自分がキャラクターを触ったら、
キャラクターをしゃべらせたりできます。

実際には、あとは楽器をたたくと音が鳴るプログラムを作ったりします。

新しく学べること

ビデオモーションセンターを使う

13.キャラクターを飛ばそう

キャラクターが空を飛んでいるように見せます。
スクロールの仕方を学びます。

2Dのゲームを作るとき、画面のスクロールは必須です。
複数のスプライトを使って、動くスピードもそれぞれ変えます。

かなり本格的なスクロールがマスターできます。

新しく学べること

本格的にキャラクターをスクロールさせる

気を付けること

アクティビティーガイドは1つ1つ個別にダウンロードもできるのですが、
一括ダウンロードもあります。

少しスクラッチジュニアの公式サイトは分かりにくく、
個別にダウンロードだとすべてのアクティビティーカードが探せないと思います。

そのため、一括ダウンロードがお勧めです。
しかし、個別ダウンロードにある「キャラクターを飛ばそう」というアクティビティーは
一括ダウンロードの中にありません。

これだけは個別に入手してください。
さらに「キャラクターを飛ばそう」は英語なんですね。

だから、そのまま見てプログラミングをするのは難しいと思います。
後日、本サイトでキャラクターを飛ばそうの手順を記載するのでお待ちください。

アクティビティーカードの入手方法は以下の記事を参照してください。

まとめ

本記事のまとめです。

アクティビティーカードすべてやると、
かなり自由にプログラミングができるようになっているでしょう。

まとめ
  • アクティビティーカードはスクラッチの公式サイトから無料でダウンロードできる
  • アクティビティーカードで、簡単なゲームが作れるようになる
  • アクティビティーカードは一括ダウンロード個別のダウンロードがある
  • 一括ダウンロードに「キャラクターを飛ばそう」は入っていない
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スタディドッグ

大学を辞めて、その後サラリーマンになりました。
大学を辞めることによって高卒となりましたが、勉強や転職の力を借りて年収1,000万を達成。
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TOEICは1年4カ月の勉強で、330点台から810点にアップさせました。

子供にプログラミングを教える方法や資格取得の勉強法など書いていきます。

IT系に詳しいのと資格取得などの勉強法を考えるのが得意なので、このサイトを作りました。

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